読書からアクションプランを抽出せよ!

突然ですが、あなたにとって、読書の目的はなんですか?

読書の楽しみ方はたくさんあると思います。小説を読んで追体験をする、参考の資料として読む、知識を学ぶために読む、ポジティブになるために読む、語彙力を身に着けるために読む、もしかしたら読まないという選択もあるかもしれません。

私はかつて、読書においては250冊以上を所有、恐らく300冊くらいは過去に読んだのではないかと思います。
かつて、私が所有していた本や読んだ本の一覧はこちら(※ブクログに飛びます)にあります。

けして、本を読んだ自慢をしたいわけではありません。
300冊と言っても過去の10年近くのあいだの話ですし、読書家にとってみれば少ないです。

それに私は自己啓発本を好んで読んでいて、俗に言うビジネス書です。

この記事でお伝えしたいことはただ一つ、読書の目的は使うことにある。

そのことを提唱したいと思っています。

具体的な事例も交えてそのあたりのお話をしたいと考えています。

目次

「読書からアクションプランを抽出せよ!」の定義

「読書からアクションプランを抽出せよ!」は、本を読んで知識を得るだけではなく、その知識を自分の判断や行動に使える形へ変えることを目的とした読書カテゴリーである。

本の内容を上手に要約することが最終目的ではない。著者の考えを、そのまま自分の正解として受け入れることでもない。

一冊の本を読み終えたあと、「この本から何を持ち帰るのか」「自分の生活や仕事で何を試すのか」「自分の経験とどこが一致し、どこが違うのか」を考える。

知識は、知っているだけでは自分のものにならない。

試してみる。失敗する。別の本と比較する。時間が経ってから読み直す。その過程を通して、本から得た知識が自分の経験と結びついていく。

このカテゴリーでは、その変換過程そのものを読書として扱う。

「読書からアクションプランを抽出せよ!」で探究すること

一冊の本から、実際に使える問いや行動を抽出する。

たとえば「時間を大切にしよう」という主張を読んだなら、その言葉を引用して終わらせない。

自分にとって何に時間を使うことが重要なのか。何を減らすのか。過去にはどうだったのか。実際に行動を変えたら何が起きたのか。

そこまで進めて、一つの読書を実践へ接続する。

また、一冊の本だけで結論を出さない。

同じテーマについて異なる著者が違うことを言っているなら、その違いそのものを材料にする。本と本を比較し、自分の経験とも比較する。そのうえで、「今の自分なら何を採用するのか」を考える。

読書によって正解を増やすのではなく、自分で判断するための材料を増やす。

そのため、要約よりも「何を試すか」、感想よりも「何が変わったか」、冊数よりも「どこまで自分の判断へ変換できたか」を重視する。

「読書からアクションプランを抽出せよ!」で扱わないこと

単なる書評サイトにはしない。

あらすじ紹介、要約、名言集、読書冊数の記録だけを目的にはしない。また、著者の主張を権威として利用し、「本に書いてあるから正しい」とは扱わない。

本には著者の立場と文脈がある。

自分にとって役立った考えであっても、すべての人に同じように役立つとは限らない。

また、「この本を読んだから人生が変わった」と単純な因果関係をつくらない。読書以外にも、経験、人間関係、環境、偶然など複数の要因が影響している可能性を残す。

本を正解の供給源ではなく、自分とは異なる考えを持つ他者との対話相手として扱う。

「読書からアクションプランを抽出せよ!」と構造的フロネーシス

読書は、構造的フロネーシスへ外部の知を持ち込む入口になる。

自分の経験だけで考えていると、見える世界はどうしても限定される。本を読むことで、自分とは異なる時代、職業、文化、価値観、研究、失敗に触れられる。

しかし、それをそのまま借り物の思想にしてしまえば、自分で判断しているとは言えない。

他者の知を受け取り、自分の経験と比較し、試し、必要なら捨てる。

その繰り返しを通じて、知識を自分の判断へ変換していく。

このカテゴリーは、構造的フロネーシスへ「他者の知」を供給し、自分の判断を更新するための探究領域である。

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