画像で簡単STEP解説！HLOOKUP関数の使い方

アシスタント「なずな」

特定の値を検索して対応する行からデータを取得するためにHLOOKUP関数を使用します。HLOOKUP関数は、指定した範囲内を横方向に検索し、見つけた値に対応する列からデータを返すために非常に便利な関数です。例えば、表の見出し行から特定の項目を見つけ、その項目の下にあるデータを取得する際に役立ちます。

HLOOKUP関数の基本

HLOOKUP関数の構文

まずは、HLOOKUP関数の基本的な構文を見てみましょう。

• 検索値: 検索する値を指定します。
• 範囲: 検索範囲を指定します。最初の行に検索値が含まれている必要があります。
• 行番号: 範囲内の取得するデータがある行番号を指定します。範囲の上から数えて何行目かを指定します。
• 検索の型（省略可能）: 検索の方法を指定します。省略するとTRUE（近似一致）になります。
  • TRUE または省略: 近似一致を検索します。範囲は昇順に並んでいる必要があります。
  • FALSE: 完全一致を検索します。範囲は並び順に関係なく検索されます。

基本的なHLOOKUP関数の使用

目的: VLOOKUP関数が縦方向の検索を行うのに対し、HLOOKUP関数は横方向の検索を行います。これにより、商品名と商品棚の組み合わせから、該当する商品の個数を特定の商品棚から検索できます。

HLOOKUP関数とは？ 指定した範囲の1行目から検索を行い、一致した行の指定した列にある値を返す関数です。

個数を表示したいセル（例：H3）を選択: H3セルに個数を表示させたいとします。

「数式」タブから関数を選択: 「数式」タブをクリックし、「検索/行列」カテゴリから「HLOOKUP」関数を選択し、「OK」をクリックします。

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、以下の引数を入力します。

• 検索値: 検索したい値（商品棚）が入力されているセルを選択します。ここではH2セルを選択します。
• 範囲: 検索対象となる範囲を選択します。ここではB1:E12を選択します。
• 行番号: 行番号は12列目を参照したいため「12」と記入します。
• 検索方法: 完全一致で検索したいので「0」もしくは「FALSE」と入力します。

「OK」をクリックして、HLOOKUP関数の入力を確定します。すると、H2セルに入力された商品棚に対応する「12行目」である合計の個数がH3セルに表示されます。

ポイント

• HLOOKUP関数は、指定した範囲の1行目から検索を行い、一致した行の指定した列にある値を返します。
• 検索値が見つからない場合は、エラー値#N/Aが返されます

まとめ

アシスタント「なずな」

このHLOOKUP関数を使いこなすと、データの検索と抽出が非常に簡単になります。特定の条件に基づいたデータを迅速に取得できるため、分析や報告書の作成がスムーズに進みます。ぜひ試してみて、Excelでのデータ操作をさらに効率的にしてくださいね！

YAMADA AKITOYO

経営企画・テンプレ制作アドバイザー

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僕は、Excelの関数と読書で得た知識を使って、戦略的なテンプレートを制作し、そのプロセスをブログでシェアしています。これにより、ビジネスの効率を大幅に向上させる方法などを提供しています。

僕はこれまで通信業界で約20年キャリアを積み、Excelの技術を向上させるために日検の情報処理技能検定試験（表計算）で初段と1級を同時合格という実績があります。技術者としても無事故でプロジェクトを完工し、大手企業で表彰され、その実績を買われ管理者として年間1440時間の作業時間を節約するツールも開発しました。

さらに、300冊以上のビジネス書を読み、サーバントリーダーシップで問題解決をすべくビジネスパートナーを探しています。将来は、次世代のために新しい雇用を創り、たくさんの人の強みを活かせる社会を目指しています。