結論から言えば、akitoyo.jpは、AI時代に、情報と経験を、自分の判断と実践へ変える方法を探求する場所です。
ここでいう知的生産は、情報を集めて保存することだけではありません。
本、仕事、経験、インターネット、AIとの対話から得たものを、自分の判断、文章、図解、仕組み、教材、行動へ変えることです。
そのためには、何を信じ、何を選び、なぜそれを採用するのかを、自分なりに説明できる必要があります。
だから、このサイトでは、答えよりも視点を手渡し、自分で考え、選び、必要なら更新できる「判断軸」を扱います。
ただし、判断軸を持つことが、最後の目的ではありません。
自分の考えを外へ出し、他の人の経験や見方に触れ、もう一度、自分の実践へ戻す。
その往復を続けられる仲間と出会うために、まず私自身の考え方と実践を、akitoyo.jpで公開します。
Goal|何を実現したいのか?

私にとってのGoalは、知的生産を探求する少数の仲間と、継続的な対話を通して互いの判断と実践を高め合える、小さなコミュニティをつくることです。
大勢を集めたいわけではありません。
一回だけ話して終わるのではなく、同じ人と何度か話し、それぞれが考えたことや試したことを持ち寄れる関係をつくりたいと考えています。
私が求めているのは、ただ仲良く集まる関係でも、フォロワーを増やすことでもありません。
それぞれが自分の目的やテーマを持ち、途中の考えや成果物を持ち寄り、違う見方から問い直しながら、自分の仕事や創作を少しずつ良くしていける仲間です。
人数を増やすことがGoalではありません。
一人では見えなかったことが対話によって見えるようになり、その気づきが、それぞれの判断や成果物へ戻っていく。
その循環が続き、誰か一人が場を動かし続けなくても、それぞれの問いと実践が次の対話へ戻ってくる。
そのような関係をつくることが、このGoalの中身です。
自分なりの判断軸を持つことは、そのための土台です。
自分の考えを説明でき、相手の考えから学び、必要なら更新できること。
そうした姿勢を持つ人たちと、この場を最初から一緒につくりたいと考えています。
Issue|課題として何を解決したいのか?

現代の問題は、必ずしも情報不足ではありません。
本、インターネット、専門家、AIから、情報や答えを得ること自体は以前より容易になりました。
私自身もAIを使っていますし、頭の中にある考えを外へ出したり、別の見方を得たりするために、とても役立っています。
ただ、情報を得ることと、自分で決めることは同じではありません。
- 何を信じるのか
- 何を選ぶのか
- 何を捨てるのか
- 何と何を組み合わせるのか
- なぜそれを採用するのか
- 間違っていた場合、どこを修正するのか
最終的には、自分で判断する必要があります。
AIとの対話は、自分の考えを整理する助けになります。しかし、違う仕事や経験を持つ人が、自分の判断から返してくれる言葉とは、私にとって同じではありません。
一人で考える時間は必要です。
それでも、一人で考えているだけでは、自分が当たり前だと思っている前提や、いつも同じところで止まっていることに気づけない場合があります。
私が今、足りないと感じているのは、さらに多くの情報ではありません。
自分の実践を持ち寄り、互いの前提を問い直し、その気づきを次の行動へ戻せる関係です。
akitoyo.jpでは、情報を集めるところで終わらず、判断し、実践し、公開し、対話し、もう一度考え直すところまでを扱います。
Target|これは誰に向けられたものなのか?

akitoyo.jpの記事を読む人と、少人数の対話へ参加する人は、まったく同じ範囲ではありません。
記事は、広く読める形で公開します。
公開記事の読者として思い浮かべているのは、本を読み、インターネットで調べ、AIも使いながら、自分の経験や知識を、文章、企画、創作、仕事へ変えたい人です。
たとえば、次のような人です。
- 自分の考えを持ちたい人
- 自分なりのブランドや世界観をつくりたい人
- 他人の答えではなく、自分で納得して決めたい人
- AIを使いながらも、自分の判断や言葉を残したい人
- 集めた情報を、自分の知識や次の行動へ変えたい人
- 自分の実践を言葉にし、他の人の見方から学びたい人
その中でも、少人数で一緒に対話したいのは、答えを受け取るだけではなく、自分自身のテーマや実践を持っている人です。
- 分からないことを、分からないと言える人
- 自分の考えを持ちながら、違う意見にも耳を傾けられる人
- 相手を論破するのではなく、互いの考えを深めたい人
- 得た気づきを、自分の仕事や創作で試してみる人
- 自分が受け取るだけでなく、経験や問いを持ち寄れる人
ただ、完成したコミュニティへ一度に人を集めるつもりはありません。
まず探したいのは、自分の問いや実践を持ち寄り、私と一対一で話しながら、このような対話を続ける価値があるかを一緒に確かめてくれる一人です。
それとは別に、場の目的や進め方を一緒に考える共同設計者と、日程調整、連絡、進行補助などを担う運営サポートも必要です。
対話する人、場を一緒に設計する人、運営を支える人は、同じ役割としてまとめず、それぞれに合う関わり方と条件を話し合います。
Purpose|なぜ存在する必要があるのか?

自分自身も、情報を集めすぎたり、判断基準を持てずに迷ったり、
周囲に合わせすぎて断れなかった時期があった。
何が正しいのか分からない。
何を信じればよいのか分からない。
情報を集めても、逆に判断できなくなる。
そうした経験をしてきたからこそ、
同じように「どう決めればいいのか」で苦しむ人を少しでも減らしたい。
akitoyo.jpの存在意義は、絶対的な正解を渡すことではない。
自分で考え、自分で選び、自分で納得できるための物差しを持つ。
そのための考え方、経験、判断の材料を公開することにある。
Mission|与えられた使命は何か?

自分がこれまで経験、読書、仕事、AIとの対話から得てきた考え方を整理し、
他の人が自分なりの判断基準を作るための材料として公開する。
答えそのものを与えるのではなく、
- 何のために考えるのか
- 何を定義するのか
- どの文脈を見るのか
- 何と何を比較するのか
- どこまで俯瞰するのか
- 外部知識をどう自分の判断へ変えるのか
- 一つの経験を別の場面へどう応用するのか
という「考え方のレンズ」を渡す。
akitoyo.jpの使命は、
読者が、自分自身の判断軸を作るためのヒントを提供すること。
である。
Vision|どのような未来を実現したいのか?

情報やAIの答えに振り回されるのではなく、
自分が納得できる未来を、自分で選び取れる人が増えること。
正解を当て続ける必要はない。
間違えたとしても、
- なぜそう判断したのか
- 何を基準に選んだのか
- どこで間違えたのか
- 次に何を直せばよいのか
を説明できれば、その判断は経験として残る。
自分の価値観、経験、知識を材料にして、
自分の人生や仕事を自分で選べる人が増える未来を目指す。
Value|どのような価値を提供できるのか?

自分の強みは、情報を大量に集めることそのものではなく、
散らばった情報から関係やパターンを見つけ、判断できる形へ整理することにある。
その背景には、
- 通信インフラで、上部側・下部側・経路・接続点を見る仕事をしてきた経験
- 障害時に、見えない場所の原因を仮説から切り分けてきた経験
- 珠算・暗算を通して、抽象的な計算を具体的なイメージへ置き換えてきた経験
- 読書から複数の考え方を集め、比較し、自分なりの判断軸へ変えてきた経験
- AIとの壁打ちによって、自分の考えを外在化してきた経験
がある。
また、ストレングスファインダーでは「収集心」「戦略性」が複数回上位となっており、
情報を集め、複数の選択肢やパターンを見ながら判断する傾向とも整合している。
akitoyo.jpで提供する価値は、
複雑で散らかった情報を、構造として捉え、判断できる形へ変える視点。
である。
akitoyo.jpでは、
自分なりの「マイルール」を作るためのコンテンツを体系化する。
ことを目標とする。
ここでいうマイルールとは、
他人から与えられた絶対的な正解ではない。
自分の目的、価値観、経験、知識、置かれた状況を踏まえて、
「この場合、自分はこう判断する」
と説明できる基準である。
記事、図解、事例、読書、AI活用などを通じて、
読者が自分自身のマイルールを作り、必要に応じて更新できる材料を蓄積する。
Strategy|どのような戦略を立てるべきか?

そのための戦略として使うのが、
構造的フロネーシス
である。
構造的フロネーシスは、正解集ではない。
情報や問題を見るための複数のレンズであり、
自分なりの判断軸を作るための思考戦略である。
現時点では、次の7つの軸を使う。

定義
扱っている言葉や問題が、何を意味するのかを明確にする。
目的
何のために考え、何を実現したいのかを確認する。
文脈
誰が、いつ、どこで、どの条件のもとで判断しているのかを見る。
比較
一つの答えをそのまま採用せず、複数の案や基準を比べる。
俯瞰
目の前の一部分だけでなく、全体と部分の関係を見る。
認識
外部から得た情報を、そのまま保存するのではなく、自分の判断として説明できる形へ変える。
類推
一つの経験から構造を取り出し、別の状況へ応用する。
これらのレンズを使い、
情報を集める
→整理する
→揺さぶる
→比較する
→自分なりの判断へ変える
→結果から修正する
という流れを作る。
構造的フロネーシスは、akitoyo.jpそのものではない。
akitoyo.jpが目指す「自分の判断軸を持つ」という状態へ近づくための戦略である。
Tactics|その戦略を具体的にどう実行するのか?

戦術は固定しない。
現在は、
- Obsidian
- Codex
- ChatGPT
- Markdown
- Excel
- WordPress
- AIとの壁打ち
- 図解
- 読書メモ
などを使っている。
ただし、これらは目的でも戦略でもない。
将来、
- RAG
- 別のAI
- 別のノートアプリ
- ローカルLLM
- クラウド
- 新しいデータベース
- その他の仕組み
へ変わっても構わない。
戦術は、目的と戦略を実現するために選ぶ可変要素である。
「何を使うか」ではなく、「何のために、どの基準で使うか」。
ここを固定しておけば、ツールやモデルが変わっても本質は変わらない。
Message|何を伝えたいのか?

情報が増えれば増えるほど、
必要になるのは「もっと情報を集めること」ではなく、
自分が何を選ぶかを決めるための基準
だと考えている。
誰かの正解をそのまま受け取るのではなく、
自分の経験、知識、価値観を使って、自分の答えを作る。
その答えが間違っていたら、また考え直せばいい。
大切なのは、
なぜその答えを選んだのかを自分で説明できること。
そして、必要なら自分のルールを更新できること。
akitoyo.jpでは、そのための考え方、判断軸、実践の記録を残していく。
少しでも多くの人が、自分なりの判断基準を持ち、
自分が納得できる選択をできるようになること。
それが、このサイトで実現したいことである。
