1-10 | 総集編 | その生きづらさ、構造につき。全9つのバグと計算式まとめ

その生きづらさ、構造につき。

考えても仕方がないことを、考え続けてしまう。
期待して、裏切られたと感じる。

他人の評価や比較に、いつの間にか振り回されている。

多くの場合、こうした状態は
「性格」や「メンタルの弱さ」の問題として扱われがちです。

本記事では、それを個人の資質ではなく、
思考の処理構造として捉え直します。

人生の悩みを、
反芻・期待・承認・孤独・恋愛・所有・老いといった
9つの「バグ」に分けて整理しました。

使うのは助言や精神論ではありません。
割り算という枠組みだけです。

割り算とは、
今扱えるもの(商)と、
どうしても残るもの(余り)を分けて眺めるための考え方です。

本記事は、読むためのものではありません。
悩んだときに立ち戻り、
自分の状況を当てはめて確認するための一覧です。

目次

【シリーズ解説】その生きづらさ、構造につき。

このシリーズは、生きづらさを「解決する」ためのものではありません。

また、性格や能力、メンタルの強さ・弱さを評価する意図もありません。

ここで扱う生きづらさとは、

他人との関係で消耗していると感じるとき
自分の軸で生きていないと感じるとき
迎合しすぎて、自分が何を考えているのかわからなくなるとき

これらの判断や納得のしづらさを指しています。

多くの場合、問題は「つらい」「苦しい」という感情そのものではありません。
本当に厄介なのは、
自分がつらいのかどうかすら、わからなくなっている状態です。

このシリーズでは、そうした状態を
感情や出来事の問題としてではなく、
思考の処理構造の問題として捉え直します。

9つのバグと割り算の計算式一覧

本シリーズでは、生きづらさを「バグ」という言葉で整理しています。
ただし、ここでいうバグは、
異常や欠陥、治療すべき問題を指すものではありません。

誰にでも起こりうる、
人間であれば避けられない思考の偏りや処理ミスを、
あくまで構造として可視化するための呼び名です。

「自分が壊れているのではないか」
「治さなければならないのではないか」
「正常か異常かで分けられるのではないか」

そうした捉え方を生まないために、
このシリーズでは答えや正解を提示しません。

代わりに、
どう割り切るか、どう見直すかという
思考の置き場所だけを示します。

No.バグ名(詳細解説へ)計算式余り
1-1[反芻のバグ]問い ÷ 解決可能性 = 行動答えのない問い
1-2[期待のバグ]未来への思い ÷ 契約・合意 = 予定淡い見返り
1-3[承認のバグ]自己価値 ÷ 自分の基準 = 自信他人の評価
1-4[嫉妬のバグ]満足度 ÷ 過去の自分 = 成長他人との比較
1-5[孤独のバグ]孤独感 ÷ ひとり = 長考寂しさ
1-6[恋愛のバグ]二人の関係 ÷ 信頼(定数) = 安定恋焦がれ(変数)
1-7[所有のバグ]所有物 ÷ 機能・役割 = 道具執着(負債)
1-8[老いのバグ]身体の変化 ÷ 「今」この瞬間 = 状態時間という概念
1-9[??のバグ]?????? ÷ ???????? = ??????????

その生きづらさ、構造につき。全体俯瞰マップ(LP風)

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【当シリーズの使い方】割り算というフレームについて

各記事では、割り算の形を使って思考を整理しています。
これは計算のためではなく、比喩としての割り算です。

割り算とは、

  • 今扱えるもの(商)
  • どうしても残ってしまうもの(余り)

を分けて眺めるための、思考の枠組みです。

ここで扱うパターンそのものは定数ですが、
当てはめられる出来事や感情は変数です。
そのため、この構造は、
別の状況や文脈にも転用できます。

私はこれを、
「私ならこう割り切る」という一つの模範として提示しています。
同意してもらう必要はありません。

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当ブログは、「自分や物事を一段上から捉えるメタ視点」を軸に記事を構成しています。
各記事は、この視点を育てることを目的として執筆しています。
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